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Over the rain [オヤジの気まぐれ]

   この間からこっち私があちこち連れ回したせいで
     「ほっぺが日焼けしちゃった」と奥さんからブーイング。
       女性には酷な事をしたとチョット反省しました。

       前回からの続きでしたネ、
     内牧に宿をとり、翌日は的石御茶屋、二重峠、大津宿を経て
   熊本城の新町にある本陣の「御客屋」を目指します。

   的石の御茶屋跡を後にして道なりに車を走らせると
     「豊後街道」の道標を発見!

豊後街道の道標発見!.jpg

      脇に寄せてチョット歩いて入ってみます。

豊後街道に入る.jpg

   そう言われないと判らない普通の林道です。
     車に戻りもう少し行くと「参勤交代の石畳」の駐車場を見つけ車を停めて
       案内板に従い歩いて行くと、、、。

参勤交代の道 石畳.jpg

   さっきの林道に続いた石畳の街道に行き着きました。
     ここから二重峠までの道は険しくて土質が火山灰であるがゆえに、
       雨の度に道がいたんでしまい九十九折れの急坂に石畳が敷き詰められています。

   石畳の施工や補修の為に近隣の農民が駆り出されたと聞きます、
     その年月や苦労たるや計り知れません。

   この道は急勾配の二重峠まで続いていますが今回は車で回り道して参りました。

二重峠からの阿蘇五岳.jpg

   勝海舟は「海舟日記」にこう書いています。
     二重之峠あり、甚高く、峠之道十八・九町最難所、路山之脚殆と頂上をめくる。

二重峠 豊後街道.jpg

   二重峠は標高683m、
     参勤交代や農民が年貢米を運んだりと熊本への交通の要所だったようです。
     今回感じたのですが、今では「橋」を造ればかなりショートカットできるにも拘らず、
     それをしていないという事は当時「橋」を建造するのは容易ではなかったのだと知りました。

   さぁ、峠を越えて下れば「大津宿」です。
   ここからは清正が植栽した杉の広い街道が熊本まで15km続いて、
   遠くに熊本城下を望むことができました。

      (今ではところどころに、その名残があるだけです)

大津街道.jpg


   大津宿より熊城下迄は少低之路、左右大杉之並樹、
     此中桜之大樹十四・五之並樹あり、道巾甚広、
       熊城を路二里程より望む、天守孤立、画築制他城之比にあらず、
         外周最大なり、武士屋敷其中にあり、郭畳高く、堅牢おもふべし!

   勝海舟はその日記で「熊本城」をべた褒めしてくれてます。
    
        (細川の殿様になんかもらったかナ?)

西南戦争前の熊本城.jpg


      そんでもってヤッパリ  To Be Continued      






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コメント 4

アビッチ3号

私は熊本城こそ美しさはもちろんですが実用的にも最高の堅城だと思っています!細川の殿様には何も貰っておりませんけど(^-^)v
by アビッチ3号 (2013-05-21 06:33) 

マメ三

アビッチ3号さん、
熊本城は「黒と白」のコントラストがカッコイイ、
「戦い」を意識した本気度が伝わってくるお城なので
他には無い魅力がある城だと思います。
西南戦争で消失し、
大小天守と平櫓や塀などを昭和35年に再建されました。
by マメ三 (2013-05-21 08:32) 

くーぺ

(●^^●)女性は日焼け注意の季節ですよね~☀☀
by くーぺ (2013-05-21 18:26) 

マメ三

くーぺさん、
男にはなんでもなくても、
女性にとって天気が良いのは深刻らしいです、
by マメ三 (2013-05-21 21:56) 

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